Aマッソ不足!
Photo by Aマッソ|ワタナベエンターテインメント
って書くと、なんだか栄養素が足りていない状態のような人みたい(笑)
でも、ある意味そうかも。
というのも、毎週楽しみにしていた(Aマッソを知るきっかけにもなった)NHKのお笑いドキュメンタリィ『笑けずり』が終了してしまい、Aマッソの姿を見られる機会がなくなってしまったから。
笑けずり Aマッソは準優勝!
『笑けずり』についてはイキオイアマッて、ブログにも書きました。
残念ながら優勝は逃したものの、Aマッソらしい「誰もやっていない」ユニークな発想のネタで笑わせてくれましたし、その視点の飛躍っぷりが描く軌跡はとてもあざやかで見とれてしまうほどでした。
2015年11月末日までは、番組ホームページ内のコンテンツとして閲覧可能とのことですので、リンクを貼っておきましょう。
とくに2本目のネタの「ぺったん女子」がツボで、思い出し笑い率が高めです。
Aマッソが観たいなら、ライヴを観に行けばいいじゃないか!
それにしても、なぜ、こんなにもハマってしまったのかしらん(知らんがな)。
われながら不思議なほどで、録画しておいた過去の放送を見返していますが、物足りなさを感じるのはトーゼンのこと。
「これまで」じゃなくて、「これから」の姿が見たくなりますもんね。
というわけで、居ても立ってもいられずに、Aマッソ不足を補うために下北沢まで足を運びました。
余談ですが、じつはこの日、朝いちばんのくしゃみで、腰をグキッ!とやらかしてしまったわたし。
なので、「居ても立ってもいられず」というのはまったく誇張表現ではありません(苦笑)、ほんとうに痛みをこらえながら、這う這うの体で、どうにかこうにか会場までたどり着いた次第。
ちなみに、いつもAマッソの最新情報を発信してくださる蓋スタジオさんのツイッタで、今回はチケット取り置きのご対応をいただきました。
どうもありがとうございました!(&これからもお世話になります!)
お笑いライヴってすごい
19時ちょうどに入場したら、すでに会場は満員!
すごいな、お笑いライヴ。
優しい方が席を詰めてくださったおかげで、無事座って鑑賞することができました(ありがとうございました!)。
すごいな、お笑いライヴ(2回目)
Aマッソはコントでした!
さて、目当てのAマッソは、漫才だろうと思い込んでいたら・・なんとコント!!
「東京にいる姉を訪ねてきた妹とのやりとり」という姉妹モノ。
というジャンルがあるかは不明ですが、セリフのひとつひとつにくすぐられて、そのテンポの良さに、どんどん笑いかさねてしまいました。
Aマッソのコントは、ヒップホップでいうところのパンチラインにあふれていて、漫才とはまたちがった魅力がありました。ひとことで言うと、良かったあ!
— 石の上にも三年目。 (@nimo3tw) 2015, 10月 8
コントのように設定がある(見える)と、ストーリィというか世界観に入りやすいですね。
先日出演していたBSスカパー!の番組で、漫才だけではないことは承知していましたが、もしかするとコントのほうがAマッソの土俵なのかもしれないなあ、なんて。
こんな調子で、ネタを何本も観ることができたなら、いよいよ「抱腹絶倒」という四文字熟語の出番かもしれませんが、それは年明けの単独ライヴ(待ち遠しい!)までとっておきましょう。
ライヴを観て、あらためてAマッソの魅力に心惹かれましたし、さらにハマッてしまうことを確信しました。
お笑いというジャンルの潔さについて
腰痛ついでに、余談をひとつ。
ライヴハウスに出演していたころを思い出しながら、バンドマン目線でステージを観ての印象です。
お笑いは、「笑えるか/笑えないか」という答がはっきりしていて清々しいなあと(ウケないほうからすれば苦々しいのでしょうが)。
音楽の場合、会場のウケがよくないと、演奏に没頭(しているふりを)して、自分の世界に逃避することができます。
客席に背を向けるかのように、自己満足へとスイッチを切り替えてしまうのです。
観客は置いてけぼりにされたうえに、ひたすら自己陶酔に浸る姿を延々と見せられるのですから、まるで拷問のようにツラい(あ、言っちゃった!)
コール・アンド・レスポンスの正反対。
呼ばれもしないし、答えもしない。
同じ場所に居合わせているほうはたまったものではありません。
ナルいのはダルい。
これは、ライヴハウスに行くたびに思うことでした。
ところが、お笑いであれば「スベる」というのかな(?)、いわゆるヒイてしまう、シーンとしちゃう状態になるのでしょうけれど、ミュージシャンのように客席に背を向けるわけにはいかないし、音を出してゴマかすわけにもいかないわけで。
「自己満足」なんてスイッチは、お笑いのステージにはドコにも見当たらないように思えました。
ひたすらコールするし、レスポンスする。
一所懸命、観客を満足させようとする「サービス精神」が基本中の基本なのだなあ、と素直に感銘を受けました。
すごいな、お笑いライヴ(3回目)
この日の出演者で気になった(=笑わせてくれた)方々
またどこかのライヴで観る機会があるかもしれませんので、メモ。
- こゝろ
- ゾフィー
- カラン
- オーストラリア
- スーパーニュウニュウ
- 八田荘
- サメゾンビ
- カナメストーン
さらに余談を
なんと、下北沢駅南口のドトールが閉店してました。
バンドマン時代は足繁く通っていたお店なので、ひさしぶりにコーヒーでも飲みながらノスタルジィに浸ろうと思っていたのになあ。
青春は遠くになりにけり・・アズ・タイム・ゴーズ・バイ。
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