師走でごわす。
と、鹿児島では定番のアイサツ(ホントか?)で12月のはじまり!
このブログは「転職ブログ」のはずでした。・・が、
「Aマッソ」というキィワードでのアクセスがいちばん多いブログになるとはねえ。
人生、何が起こるかわからないものです(おい、転職はどうした?)
なぜ、ブログの話からはじめたかというと、このブログのドメイン(nimo3.com)を取得したのが、ちょうど「1年前の12月1日」だから。
そんな記念日を祝うべく、またまたAマッソが出演するお笑いライヴに行ってきました!
倉本美津留の太鼓判 ~本当におもしろい芸人のネタだけ!~
Aマッソに追い風!モンスーンのような上昇気流♩
ほんまにたまらんね!倉本美津留の太鼓判ライブ盛況、Aマッソは漫才6本 https://t.co/DfuF1AkRGK #ライブレポート #写真いっぱい pic.twitter.com/dKthyuauCk
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) December 2, 2015
メディアで採り上げられる機会も増えてきましたよね。
Aマッソ、まちがいなく風が吹いてます。
ピューーーウ♩ってカンジのが(あ、それは松蔭寺さん!)
とても楽しい時間をありがとう、
ピューーーウ♩ pic.twitter.com/0M684ZzvRp
— 松陰寺太勇のキザッター【ぺこぱ】 (@shoinjitaiyu) November 7, 2015
この村上さんの表情、ちょー良い!(笑)
渋谷でいつも迷子になる人
余談ですが、渋谷がニガテです。地理的に。
この日もなぜか道玄坂を全力疾走で駆けあがってしまうテイタラク。
カンチガイして道玄坂をひたすら登っていた!間に合うかなあ…。 #まさか
— 石の上にも三年目。 (@nimo3tw) December 1, 2015
20時30分からのB回へ(滑り込みセーフ!)
道玄坂からラヴホテル密集地帯(はあと)をくぐり抜けて、会場のユーロ・ライヴに到着(間に合ったぁ!)
A回がどのような構成だったのかはわかりませんが、B回は、主宰者の倉本美津留さんとゲストの宮沢章夫さんとのトークショーで幕を開けました。
「劇作家・演出家」と紹介された宮沢さんが、「なぜ、わたしがここに呼ばれたのでしょうか?」と挨拶がてら会場をくすぐったところで、倉本さんがその意図を説明します。
いわく、宮沢さんが手がけられた笑いを見て、「なんちゅーおもしろいものがあるんだ!」という思いを持ち、倉本さんはこれまで仕事に取り組んでこられたのだそう。
なんと、ココでも前回同様に「縦軸」(歴史)というテーマが!
笑い飯を憧憬してやまないAマッソという縦軸。
そんな先生のような宮沢さんに、倉本さんが懇意にしているお笑い芸人をぜひ紹介したくてゲストにお迎えした、とのことでした。
トークの内容については、わたしが勉強不足(宮沢さんの作品を未読)ですので割愛しますが、とくに印象に残ったハナシをひとつだけ。
お笑い芸人が「絵を書いたらオシマイ」だそう(実例を挙げていました、笑)
Aマッソの経験値UP!UP!UP!UP!UP!UP!
Aマッソが、あのキンチョー感に満ち満ちた㌧でもない舞台で、A・B回あわせて6本もネタを披露した、という経験値。それはまちがいなく彼女たちの次のステージへ運んでくれると思うし、期待はさらに高まり跳ねっかえる!というか、あんなにネタを観られるだなんて。ちょー嬉しかったなあ。
— 石の上にも三年目。 (@nimo3tw) December 1, 2015
ツイートした感想がすべてです。
これまでに観たライヴは、最初や最後に「芸人さんが全員集合してわいわいがやがやとトークする」という演出がみられて、TVのお笑い番組のような雰囲気に憧れているんだろうなあ、と微笑ましく思えるものでした、・・が。
この日の舞台は、
そーゆーのは一切ナシ!
Aマッソ目当てで『倉本美津留の太鼓判』のB回へ。「拍手の練習なんて、そんなもんありませんよ」(倉本さんの前説より)というコトバのとおり、無駄なものはいっさいない、ただネタを披露するだけの空間。濃密な時間に喉はからから、笑いかさねて涙があふれる、㌧でもない夜でした。
— 石の上にも三年目。 (@nimo3tw) December 1, 2015
お客さんを笑い倒して次のステージへ進むか、スベり転げてゲーム・オーヴァとなるか?
会場を包んだ独特のキンチョー感は、股間のあたりがギュッとチヂコマりはててしまうホドのモノでした。
Aマッソ検定?リスニング・テストの結果は・・
じつはこの日、ネタを観つつも、気になるフレーズを手帳に走り書きするという聞き取りテストを試みたのです。
というのも、音楽評論家の萩原健太さんのジェームス・テイラー(米国のシンガゾングライタ)についてのエピソードが好きで、マネしてみたくて(笑)
73年の初来日のとき、どうやってギターを弾いているのかわからない部分を解明したくって、6本線を引いたスケッチブックと双眼鏡を抱えて、連日、コンサートに通いつめた高校生時代
via Before This World / James Taylor (Concord)|Kenta's…Nothing But Pop!
なんてみずみずしい好奇心!良いハナシだなあ。
閑話休題。それでは(勝手に)Aマッソ検定、リスニング・テストの答案用紙です。
- あたし早起きやで。めっちゃ時間あるで。
- 最高の友達やん。
- アイデア・シューマッハ!
- 大いにあるよね。
- ぺったん女子。
- 頻度としては、オリンピックよりは高い。
- 発想の泉。発想の噴水。ココで待ち合わせしたい!
- 道路交通法を全部忘れた。
- 世界で一番低い目標。
- 昨日何の映画観たんや?
- トークができるバンド!
- こんなにおひかえなすってるわ。
正答率はどれくらいかしらん(笑)
聞き取りミスもかなりあるだろうし、実際の表現とは異なるかもしれませんし、自己満足であることはヒャクモショーチですが、やっぱり「言葉を選ぶ感覚」というか、その発想力が稀有だなあ、とあらためて瞠目してしまいます。
彼女たちの魅力をあらためて思い知ることができました。
手帳を読み返して思い出し笑いができるので、復習効果もばっちり!
雪だるまをつくることができるか?
さて、この日共演のPOISON GIRL BANDと笑い飯のこともふれておかないと、フェアじゃないと思います。
というのも、両者ともめちゃくちゃおもしろかったから!(なんてプアな感想)
笑いの絶対量では、どれだけ贔屓目にみても、Aマッソとは圧倒的な差があったことはまちがいないでしょう。
こんなに笑わせてもらえるなんて、まるでサプライズのお祝いみたいでした・・と言いたいところですが、そんなお祝いをしてもらったことがないので説得力に欠けますから、ほかの例えを挙げてみましょう。
POISON GIRL BAND、笑い飯は、どんどん笑いが転がって、雪だるまのようにふくらんでいくのです。
笑い笑ったお客さんは、次の笑いまでの「間」も、高くジャンプをするために一度腰を屈めて踏み込むかのように「笑う力を溜め込んでいる」ようでした。
ところがAマッソの場合、笑いと笑いの「間」が空白となって、さきほどまで笑っていたお客さんは「つぎも笑えるのかな?」と腕組みをして様子をうかがっているようで、なかなか雪だるまがつくれない・・、そんな印象を受けました。
これは、いったいどういうことなのでしょう?
極端にいえば、足し算と掛け算ぐらいの違いなのです。
お客さんがカタイとか、知名度がフソクしているとか、そーゆーのとはちょっとチガうよなあ、と、素人の目にはクエスチョンマークがイルミネーションでした。
冬休みの課題図書
これを読めば、「間」というナゾがわかるのかも?冬休みの宿題に。
そして、冬休みのBGMはコレでしょう。いつだって瑞々しい感性が素晴らしい!
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